表ハムラ法・裏ハムラ法|水上形成外科 美容クリニック|浜松市の形成外科、美容外科、美容皮膚科、皮膚科

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表ハムラ法・裏ハムラ法

表ハムラ法・裏ハムラ法|水上形成外科 美容クリニック|浜松市の形成外科、美容外科、美容皮膚科、皮膚科

下眼瞼形成術(表ハムラ法・裏ハムラ法)

眼窩脂肪の再配置イラスト

加齢や骨格の影響で、下まぶたの皮膚・筋肉(眼輪筋)・眼窩隔膜が緩むと、眼窩脂肪が前方へ突出します。一方、突出した脂肪の下方では Tear trough ligament や Orbicularis retaining ligament といった靭帯が皮膚を強く支えているため「へこみ」が生じ、膨らみ(脂肪)とへこみ(靭帯)によるデコボコが、クマやたるみの原因となります。

ハムラ法は、凹みの原因となっている靭帯を解除し、突出した眼窩脂肪を凹んでいる部分へ再配置することで、段差をなだらかに整え、クマ・たるみを改善する治療法です。次の2種類の方法があります。

  • 皮膚を切開する「表ハムラ法」
  • 結膜側から行う「裏ハムラ法」

ハムラ法がおすすめの方

  • 目の下のふくらみ・影クマが気になる
  • 老けて見える・疲れて見える印象を改善したい
  • 皮膚のたるみが強く、自然に若々しい目元にしたい
  • 凹凸を整え、滑らかな目元ラインをつくりたい
  • 傷跡を目立たせずにクマ治療をしたい
  • 脂肪の移動だけでなく、皮膚のたるみも改善したい

表ハムラ法・裏ハムラ法の術式

表ハムラ法(皮膚切開)

下まつ毛から約1mm下の皮膚を切開し、眼窩脂肪をくぼみに移動・再配置します。皮膚を切開するため 脂肪の移動に加えて皮膚のたるみ取りも可能 で、下まぶたから頬にかけて滑らかな輪郭をつくります。表ハムラ法では、眼窩脂肪の移動に加えて、同時にたるんだ皮膚の切除も出来ます。

裏ハムラ法(結膜切開)

結膜側(まぶたの裏側)を切開し、眼窩脂肪を凹み部分へ再配置します。皮膚表面を切らないため、体表に傷跡が残らなく、ダウンタイムが比較的短いというメリットがあります。

ミッドフェイスリフト(中顔面リフト)

ミッドフェイスリフトは中顔面リフトとも呼ばれ、目の下から頬にかけての中顔面に存在する脂肪や周囲組織を引き上げる手術です。加齢により頬の脂肪が下垂すると、ゴルゴラインや頬の凹み、ほうれい線が目立ちやすくなります。クマ治療であるハムラ法にミッドフェイスリフトを組み合わせることで、これらの症状の改善が期待でき、目の下だけではなく中顔面全体のボリュームバランスが整います。その結果、目元から頬にかけての自然でなめらかなラインが形成されます。

表ハムラ法と裏ハムラ法の術式の選択について

表ハムラ法では皮膚側を切開するため、皮膚の切除や、筋肉(眼輪筋)のつり上げが可能です。そのため、脂肪による膨らみだけではなく、皮膚のたるみやシワが目立つ方におすすめです。脂肪の再配置による凹凸の改善だけではなく、皮膚切除と筋肉のつり上げにより、ハリのある若々しい下まぶたを形成することができます。

裏ハムラ法は結膜側を切開するため、肌の表面に傷がつかないことがメリットです。皮膚のたるみやシワが少なく、脂肪による膨らみや色調だけを改善したい場合は裏ハムラが適しております。また、皮膚のたるみやシワが気になるものの、肌の表面に傷が残ることに抵抗がある方では、裏ハムラ法に加えて、注入治療やトレチノイン外用などを組み合わせることで、皮膚のハリを改善することもあります。

当院で行う表ハムラ法・裏ハムラ法の特徴・こだわり

目元の解剖理解に基づく、丁寧で精密な操作

下まぶたは小さな範囲に複数の脂肪・筋肉・靭帯などが存在する複雑な構造をしています。形成外科専門医、美容外科専門医としての知識・経験をもとに、丁寧で精緻な手術操作を行い、組織のダメージを最小限にするよう配慮しています。

涙袋への配慮

当院では、裏ハムラ法・表ハムラ法のいずれにおいても、もともとの涙袋ができるだけ残るように配慮して手術を行っています。裏ハムラ法では、脂肪を適切に再配置して凹凸を改善することで、結果として元々の涙袋がよりはっきりと見えるようになります。

一方、表ハムラ法においても、筋肉(眼輪筋)の切開位置やつり上げ法を工夫することで、涙袋が温存されるよう細かく調整しています。目元の印象に影響を与える涙袋を残すことで、若々しく自然な仕上がりを目指しています。

外反予防のための繊細な調節

特に表ハムラ法では下まぶたが外側にめくれてしまう「外反」のリスクがあります。いわゆるアッカンベーの状態です。この外反のリスクを最小限に抑えるため、患者様一人ひとりの下まぶたの状態に合わせて、皮膚の切除量や脂肪・筋肉などの移動量を細かく調整しています。

特に、若年の方と比較して、高齢の方では、皮膚や組織の支持力が低下するため、外反のリスクが大きく高まります。そのため、高齢の患者様に対しては、皮膚切除量を控えめに設定し、眼輪筋のつり上げに加えて、脂肪のつり上げや瞼板の処理などを組み合わせた、複数の外反予防対策を行っています。

解剖学的な特徴や加齢性変化を十分考慮した手術計画を立てることで、安全性と仕上がりの両立を目指しています。

表ハムラ法・裏ハムラ法の詳細

適応 下まぶたの眼窩脂肪の突出や皮膚のたるみが気になる方
所要時間 約 2〜2.5 時間
麻酔 局所麻酔、点眼麻酔、笑気麻酔
不安が強い方は静脈麻酔での手術も可能です。
痛み 痛み止めで対応できる程度の痛みです。
ダウンタイム 術後は腫れや下まぶたの皮下出血・結膜下出血(白目の出血)が生じます。いずれも 2 週間程度で改善します。表ハムラ法の場合、傷跡は術後 3 ヶ月頃まで赤みがあります。また、目尻側のひきつれや赤みが長引くことがありますが徐々になじんでいきます。
洗顔・入浴 洗顔は当日から可能です。当日はシャワーのみ、翌日以降は入浴可能です。
メイク 裏ハムラ法では制限はありません。表ハムラ法では抜糸後から可能です。
抜糸 表ハムラ法 1週間後
合併症 出血、腫れ、痛み、感染、左右差、後戻り、ふくらみの残存、茶クマ・青クマの残存、下まぶたの外反・内反
術前の注意点
  • コンタクトレンズを使用している方はメガネをご準備ください。
  • まつ毛パーマやエクステははずしてきてください。
  • まぶたに炎症や傷がある場合、改善してから手術を行います。
術後の注意点
  • コンタクトレンズは術後2週間〜1ヶ月程度お控えください。
  • 表ハムラ法では、下まぶたの外反(あっかんべーの状態)は一番気を付けなければならない合併症です。これを避けるため、皮膚の切除を控えめにすることで、細かな皮膚のしわが残存する可能性があります。

組み合わせをおすすめする施術

下眼瞼形成術(表ハムラ法・裏ハムラ法)は、目の下のたるみや影クマを改善し、滑らかで若々しい目元をつくる施術ですが、状態によっては他の施術と併用することで、よりバランスの整った仕上がりが期待できます。

脂肪注入
 下まぶたのクマ
(ナノファット)や頬

目の下の青クマは、この部位の皮膚が薄く、奥にある眼輪筋が、そのさらに後方に存在する脂肪によって押し出されることで透けて見えることが原因とされています。ハムラ法による脂肪の再配置を行うことで、青クマの改善が期待できますが、皮膚が非常に薄い方では色味が残る場合があります。このような場合、後日こまかな脂肪(ナノファット)を皮膚と眼輪筋の間に注入することで、青クマのさらなる改善が可能です。また、頬のボリュームが少ない方では、頬への脂肪注入によってボリュームを補充することで、下眼瞼から頬にかけての滑らかなカーブを形成することができます。

上眼瞼リフト・
眼瞼下垂手術

下まぶたが若返っても、上まぶたの皮膚が重く被さっている場合、全体として疲れた印象が残ることがあります。上眼瞼リフト(眉下切開)で余剰皮膚を整えたり、眼瞼下垂手術によってまぶたの開きを改善することで、上下まぶたのバランスが整い、若々しいお目元にすることが可能です。

ヒアルロン酸注入

目の下の影が強く見える原因は、脂肪の突出だけでなく、頬のボリューム不足による場合もあります。ハムラ法と併用して、ゴルゴライン・頬にヒアルロン酸を注入することで、立体的でふっくらとした若々しいお目元へ導きます。

美肌治療
(レーザー・光治療)

シミによる茶クマがある患者様では、ハムラ法により凹凸が改善した後に残ったシミを美肌治療で改善することで、さらに若々しいお目元にすることができます。

施術の流れ

1

手術前

医師による診察を行い、施術の適応判断を行います。仕上がりのイメージや施術内容、ダウンタイムについて説明します。あわせて血液検査や、術前に中止が必要なお薬の確認を行います。

2

手術当日

  • STEP1:手術内容の再確認と術前シミュレーション
  • STEP2:デザイン
  • STEP3:局所麻酔
  • STEP4:手術(約2時間30分)
  • STEP5:術後は患部を冷やし、回復室でしばらく休憩していただきます。
  • STEP6:帰宅。ご自宅で安静にお過ごしください。

3

手術翌日

創部の状態確認を行います。

4

術後1週間〜2週間

創部の確認と表ハムラ法では抜糸を行います。

5

アフターフォロー

通常は術後1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月で経過確認を行います。気になる症状がある場合は、期間に関わらずご相談ください。

料金表

下眼瞼形成術(裏ハムラ法) 385,000円
下眼瞼形成術(表ハムラ法) 440,000円
裏ハムラ法+ミッドフェイスリフト 605,000円
表ハムラ法+ミッドフェイスリフト 660,000円

※他院修正 10%upとなります。

よくあるご質問

表ハムラ法と裏ハムラ法は、どのように選べばよいですか?

皮膚のたるみが強い方には「表ハムラ法」、膨らみや影クマが主な原因で皮膚のたるみが少ない方には「裏ハムラ法」が適しています。ただ、皮膚のたるみがあっても皮膚に傷をつけたくない方や、ダウンタイムを最小限にしたい患者様もいらっしゃいます。診察の際に皮膚のたるみの程度を評価したうえで、患者様のご希望を十分にお伺いし、最適な方法をご提案いたします。

傷跡はどれくらい目立ちますか?

表ハムラ法では、まつ毛のすぐ下を切開するため、時間の経過とともに自然に目立ちにくくなります。裏ハムラ法は皮膚表面を切らないため、外から見える傷が残りません。

ダウンタイムはどれくらいですか?

腫れ・内出血は1〜2週間ほどで落ち着きます。表ハムラ法は約1週間後に抜糸が必要ですが、裏ハムラ法は抜糸がありません。表ハムラ法の傷あとの赤みの改善には数ヶ月かかることがあります。

手術後、目の形は変わりますか?

自然な形を保つことを重視しているため、大きく変形することはありません。表ハムラ法では皮膚処理や筋肉のつり上げを行うため、より“ハリのある若い印象”に近づきます。裏ハムラ法では形を変えずに凹凸を滑らかにする効果が中心です。

いつからメイクができますか?

裏ハムラ法では皮膚に傷がつかないため、メイクの制限はありません。表ハムラ法は抜糸後から目元のメイクが可能です。

効果はどのくらい続きますか?

表ハムラ法・裏ハムラ法は凹みの原因となっている靭帯を解除し、眼窩脂肪とそれを包んでいる眼窩隔膜を凹みの部分に移動する手術です。下まぶたの構造が変わるため、元のクマの状態に戻ることはありませんが、永続的に同じ状態が保てるわけではありません。下まぶたの膨らみは、皮膚や眼輪筋、眼窩隔膜のたるみなどにより眼窩脂肪が突出することで生じます。加齢により皮膚や眼輪筋のたるみは少しずつ進行していくため、長期的には皮膚のたるみやしわ、膨らみが少しずつ目立ってくると考えられます。

以前ヒアルロン酸注入をしたのですが、クマやたるみの治療はできますか?

ヒアルロン酸注入後でも治療は可能です。ヒアルロン酸が残っている場合は正確な評価ができませんので、吸収されるまで待つか、ヒアルロン酸溶解剤で溶解して手術を行います。

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執筆者

水上 高秀(みずかみ たかひで)

水上形成外科 美容クリニック 院長

水上 高秀(みずかみ たかひで)

資格

  • 日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
  • 日本形成外科学会レーザー分野指導医
  • 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
  • 日本創傷外科学会専門医
  • 医学博士(浜松医科大学)

経歴

  • 2005年大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業
  • 2005年大阪府済生会泉尾病院 初期臨床研修医
  • 2007年浜松医科大学医学部付属病院 形成外科 医員
  • 2010年愛知県がんセンター中央病院 形成外科 ジュニアレジデント
  • 2012年浜松医科大学医学部付属病院 形成外科 診療助教
  • 2018年磐田市立総合病院形成外科 部長
  • 2020年松尾形成外科・眼瞼クリニック 副院長
  • 2022年八事石坂クリニック 東京院 副院長
  • 2024年水上形成外科 美容クリニック