目の下のクマ・たるみ|水上形成外科 美容クリニック|浜松市の形成外科、美容外科、美容皮膚科、皮膚科

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目の下のクマ・たるみ

目の下のクマ・たるみ|水上形成外科 美容クリニック|浜松市の形成外科、美容外科、美容皮膚科、皮膚科

目の下のクマ、たるみ

目の下のクマやたるみは年齢より老けて見られてしまったり、疲れて見えてしまったりするなど多くの方が気にされているお悩みです。年齢を重ねるにつれて目立ってくる方だけではなく、若いころから気にされている方もいらっしゃいます。
当院では形成外科学会専門医・美容外科学会(JSAPS)専門医がカウンセリングから手術、手術後のアフターケアまで責任をもって担当いたします。

こんな方におすすめ

  • 目の下のクマが目立ち、老けて見られる
  • 年齢とともに目の下のたるみが目立ってきた
  • 疲れているように見られる

目の下のクマ、たるみの原因と治療

クマ

目の下のクマ・たるみは大きくわけて3つに分けることができ、それぞれに適した治療法があります。実際には複数のクマが組み合わさっている場合もあります。

クマの種類

青クマ

目の下の皮膚が薄く、その奥にある血管や筋肉(眼輪筋)が透けて青く見えてしまっている状態です。睡眠不足や眼精疲労によって血行不良になり血液がうっ滞するとさらに目立って見えます。

青クマの治療
  • 目元のマッサージや十分な睡眠:目をしっかり休ませ血流を良くすることで改善します。
  • 手術:ハムラ法で眼輪筋を裏側から押している眼窩脂肪を移動することで色調が改善します。
  • 脂肪注入:皮膚と眼輪筋の間にご自身の脂肪(ナノファット)を注入し、皮膚と眼輪筋の間に距離を作ることで透けて見えにくくなります。

茶クマ

紫外線によるシミやくすみ、摩擦による色素沈着が原因で下まぶたが茶色く見えます。

茶クマの治療

レーザー治療やエレクトロポレーションなどのシミ・美肌治療が中心になります。

黒クマ(影クマ)

目袋の膨らみとその下の凹みにより凹凸が生じ、凹んでいる部分に影ができることで黒っぽく見える状態です。加齢により目の下の皮膚や筋肉が緩み、眼窩脂肪が前方に突出することでクマが目立ってきます。

黒クマの治療
ヒアルロン酸注入

目の下の凹んだ部分にヒアルロン酸を注入してなだらかにすることで、影ができなくなり、クマが改善します。眼窩脂肪の突出が比較的少なく、その下の凹みが目立つ方に適した治療法です。

経結膜脱脂術

下まぶたの裏側の結膜を切開し、目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪を余分な量だけ取り除きます。皮膚を切開しないため、傷あとが体の表面にできないというメリットがあります。抜糸は必要ありません。

術式について

経結膜脱脂術

下まぶたには内側、中央、外側の3つの眼窩脂肪が存在しています。患者様によってそれぞれの突出の度合いが異なるため、術前に座った状態で確認し、切除量の予測を行います。下まぶたを裏返し、眼瞼結膜を5~7㎜切開して眼窩脂肪を除去します。皮膚が自然に滑らかな状態になったことを確認して終了します。

施術の詳細

適応
  • 下まぶたの眼窩脂肪が突出している方
  • 皮膚のたるみが少ない方
所要時間 約40分(シミュレーション10分、施術30分)
麻酔 局所麻酔、点眼麻酔。不安が強い方は笑気麻酔での手術も可能です。
痛み 痛み止めで対応できる程度の痛みです。
ダウンタイム 軽度の腫れが生じますが、1週間程度で落ち着きます。
内出血や結膜下出血(白目の出血)は2週間程度で治まります。
洗顔・入浴 洗顔は当日から可能です。当日はシャワーのみ、翌日以降は入浴可能です。
メイク 翌日から可能です。
抜糸 なし
合併症 出血、腫れ、痛み、感染、左右差、ふくらみの残存、皮膚のしわやたるみの悪化・茶クマ・青クマの残存・下まぶたの外反・内反
術前の注意点
  • コンタクトレンズを使用している方はメガネをご準備ください。
  • まつ毛パーマやエクステははずしてきてください。
  • まぶたに炎症や傷がある場合、改善してから手術を行います。
術後の注意点
  • コンタクトレンズは術後2週間程度お控えください。
  • 皮膚のたるみは、下まぶたの膨らみが無くなることで悪化する場合があります。皮膚のたるみが気になる場合はヒアルロン酸注入や、ウルトラセルZiによるタイトニングとの併用が効果的です。
  • 術後に上まぶたの凹みが目立つ可能性があります(上下の眼窩脂肪が連続しているため)。
下眼瞼形成術(皮膚切除術)

下睫毛(まつげ)のすぐ下に沿って皮膚を切開し、たるみの原因となっている余剰な皮膚を切除する方法です。目の下の皮膚を切除することで、細かなジワやたるんだ目元をスッキリ若々しく解消することができます。

術式について

下まぶたの余剰な皮膚を切除します。皮膚のみの切除ですと、下眼瞼の外反の原因となってしまうため、眼輪筋のつり上げ固定を行います。

施術の詳細

適応 下まぶたの眼窩脂肪の突出が少なく、皮膚のたるみがメインの方
所要時間 約1時間
麻酔 局所麻酔。不安が強い方は笑気麻酔での手術も可能です。
痛み 痛み止めで対応できる程度の痛みです。
ダウンタイム 軽度の腫れが生じますが、1週間程度で落ち着きます。
内出血や結膜下出血(白目の出血)は2週間程度で治まります。
洗顔・入浴 洗顔は当日から可能です。当日はシャワーのみ、翌日以降は入浴可能です。
メイク 抜糸後から可能です。
抜糸 1週間後
合併症 出血、腫れ、痛み、感染、左右差、ふくらみの残存、茶クマ・青クマの残存、下まぶたの外反
術前の注意点
  • コンタクトレンズを使用している方はメガネをご準備ください。
  • まつ毛パーマやエクステははずしてきてください。
  • まぶたに炎症や傷がある場合、改善してから手術を行います。
術後の注意点
  • コンタクトレンズは術後2週間程度お控えください。
下眼瞼形成術(表ハムラ法・裏ハムラ法)

加齢や骨格の影響で下まぶたの皮膚や筋肉(眼輪筋)、眼窩隔膜が緩み、眼窩脂肪が突出します。その下方では皮膚をつなぎ留める靭帯(Tear trough ligament、Orbicularis retaining ligament)があるため凹み、それによって凹凸が生じ、目の下のクマやたるみの原因となります。
ハムラ法は、この膨らみの原因である眼窩脂肪を凹んでいる部分に再配置することで、クマやたるみを解消する治療法です。

皮膚を切開する表ハムラ法と、結膜側を切開する裏ハムラ法があります。

下眼瞼形成術(ハムラ法)

表ハムラ法の術式について

下睫毛から1~2㎜下の皮膚を切開し、突出した眼窩脂肪を目の下の窪みに移動し再配置することで、下まぶたから頬にかけてのなだらかな輪郭を作ります。下眼瞼の外反の予防のため眼輪筋のつり上げを行い、余剰な皮膚を切除して縫い閉じます。表ハムラ法では、眼窩脂肪の移動に加えて、同時にたるんだ皮膚の切除も出来るため、皮膚のたるみが目立つ方におすすめです。

裏ハムラ法の術式について

裏ハムラ法では結膜側を切開し、突出した眼窩脂肪を目の下の窪みに再配置します。裏ハムラ法は皮膚表面を切開しないため、体表に傷あとができないというメリットがあります。

施術の詳細

適応 下まぶたの眼窩脂肪の突出や皮膚のたるみが気になる方
所要時間 約2~2.5時間
麻酔 局所麻酔、点眼麻酔。
不安が強い方は笑気麻酔での手術も可能です。
痛み 痛み止めで対応できる程度の痛みです。
ダウンタイム 術後は腫れや下まぶたの皮下出血・結膜下出血(白目の出血)が生じます。
いずれも2週間程度で改善します。
表ハムラ法の場合、傷跡は術後3ヶ月頃まで赤みがあります。また、目尻側のひきつれや赤みが長引くことがありますが徐々になじんでいきます。
洗顔・入浴 洗顔は当日から可能です。当日はシャワーのみ、翌日以降は入浴可能です。
メイク 抜糸後から可能です。
抜糸 1週間後
合併症 出血、腫れ、痛み、感染、左右差、後戻り、ふくらみの残存、茶クマ・青クマの残存、下まぶたの外反・内反
術前の注意点
  • コンタクトレンズを使用している方はメガネをご準備ください。
  • まつ毛パーマやエクステははずしてきてください。
  • まぶたに炎症や傷がある場合、改善してから手術を行います。
術後の注意点
  • コンタクトレンズは術後2週間~1か月程度お控えください。
  • 表ハムラ法では、下まぶたの外反(あっかんべーの状態)は一番気を付けなければならない合併症です。これを避けるため、皮膚の切除を控えめにすることで、細かな皮膚のしわが残存する可能性があります。

料金表

下まぶた(クマ・たるみ、逆さまつげ)

切らない脂肪取り(経結膜脱脂) 220,000円
下眼瞼除皺術 330,000円
下眼瞼形成術(裏ハムラ法) 385,000円
下眼瞼形成術(表ハムラ法) 440,000円
裏ハムラ法+ミッドフェイスリフト 605,000円
表ハムラ法+ミッドフェイスリフト 660,000円
逆さまつげ・睫毛内反症手術(自費の場合) 330,000円

※他院修正 10%upとなります。

よくあるご質問

施術方法によってどれくらいダウンタイムが変わりますか?

経結膜脱脂術や裏ハムラ法では、腫れや皮下出・結膜下出血などが生じ、2週間程度で治まります。

表ハムラ法では皮膚を切開するため、腫れや皮下出血がより目立ちますが2週間程度で改善します。切開した傷跡が目立たなくなるまでに1~3か月程度かかります。

どの施術を行ったらよいですか?

脂肪の突出具合、皮膚のたるみの程度、下まぶたの緩みの程度など患者様によって個人差がありますので、カウンセリングをさせていただき最も適した術式を提案いたします。

眼窩脂肪の突出のみであれば経結膜脱脂術で改善することが多いです。

一方、眼窩脂肪の突出に加えて、その下の皮膚の凹みも目立つ場合は裏ハムラ法がお勧めです。

凹凸に加えて下まぶたの皮膚のしわやたるみが目立つ場合は表ハムラ法をお勧めします。

また、眼窩脂肪の量が少なく凹みが強い方や青い色調を改善したい場合、脂肪注入の併用を勧めることもあります。

以前ヒアルロン酸注入をしたのですが、クマやたるみの治療はできますか?

ヒアルロン酸注入後でも治療は可能です。ヒアルロン酸が残っている場合は、正確な評価ができませんので、吸収されるまで待つか、ヒアルロニダーゼで溶解して手術を行います。

ハムラ法の効果はどれくらい持続しますか?

表ハムラ法・裏ハムラ法は凹みの原因となっている靭帯を解除し、眼窩脂肪とそれを包んでいる眼窩隔膜を凹みの部分に移動する術式です。下まぶたの構造が変わるため、元のクマの状態に戻ることはありませんが、永続的に同じ状態が保てるわけではありません。

下まぶたの膨らみは、皮膚や眼輪筋の弛緩・眼窩隔膜の脆弱化などにより眼窩脂肪が突出することで生じます。加齢により皮膚や眼輪筋の弛緩は少しずつ進行していくため、長期的には皮膚のたるみやしわ、膨らみが少しずつ目立ってくると考えられます。