切開フェイスリフト・ペリカン手術(顎下の脂肪が多い症例)|水上形成外科 美容クリニック|浜松市の形成外科、美容外科、美容皮膚科、皮膚科

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医療コラム

切開フェイスリフト・ペリカン手術(顎下の脂肪が多い症例)|水上形成外科 美容クリニック|浜松市の形成外科、美容外科、美容皮膚科、皮膚科

こんにちは。

今回は、切開フェイスリフトのモニター患者様の紹介です。

顎下の脂肪や口元のたるみの治療を希望されました。

術前

顎下の脂肪が垂れ下がっています。また、ほうれい線やマリオネットラインも目立っています。

手術計画

脂肪吸引だけでは、顎下の脂肪は減らすことができても、たるんだ皮膚は解消できません。また、口元のたるみ、ほうれい線やマリオネットラインについては、糸リフトで十分な効果を持続させることは難しいです。

顎下のペリカン手術(顎下脂肪吸引・脂肪切除)と、切開フェイスリフトを行う方針としました。

お顔全体の脂肪が多いため、顎回りだけ脂肪を減らしすぎるとバランスが崩れる可能性があります。そのため、脂肪の切除量・吸引量の調節が必要と考えました。

 

当院の切開フェイスリフトについて

 

当院では皮膚や筋膜(SMAS)をつなぎ留めているリガメントを処理する術式(Deep planeフェイスリフト)を行っております。

皮膚のみを引き上げて切除する術式では、手術直後は皮膚がピンと張ってたるみが改善しますが、徐々に皮膚が伸びてしまうため、術後半年もするとほとんど元に戻ってしまいます。皮膚には伸展性があり、表情や重力で伸ばされてしまうからです。

当院では、皮膚の下だけではなく筋膜(SMAS)の下も剥離を行い、皮膚や筋膜(SMAS)をつなぎ留めているリガメントをしっかり処理したうえでSMAS弁を引き上げ固定します。この際、皮膚は無理に吊り上げるようなことはせず、余った分のみの切除を行います。SMASは皮膚と比べて伸展性が低いためしっかりと固定されてリフトの効果が長期間持続するだけでなく、無理な皮膚の切除を行わないため、自然な表情が保たれます。
また、皮膚を繋ぎとめているリガメントを処理することで、お顔の前方までの引き上げが可能になります。

当院のペリカン手術(顎下脂肪吸引・脂肪切除)について

顎下の脂肪が垂れて顎のラインがわからなくなっている方に行います。

顎下の目立たない部位を切開して、そこから見える範囲は直接脂肪を切除し、見えない範囲は脂肪吸引します。脂肪を直接切除した部位と、脂肪吸引した部位との境目で不自然な段差が生じないように、グラデーションをつけて切除しています

 

術中

SMAS弁の下を口角付近まで剥離しています。ここまで剥離することで、口元をしっかり引き上げることができます。

 

術翌日

ドレーンという血抜きの管の抜去と、頭髪のシャンプーのために来院してもらいます。かなり腫れていて目がほとんど開きません。(腫れ具合には個人差がありまして、少し腫れぼったいくらいでしっかり開く方もいらっしゃいます。)

 

術後1週間(抜糸時)

抜糸時です。まだまだ腫れてパンパンですが、少し目が開くようになってきました。内出血で頬から首にかけて黄色いです。内出血の痕は2~3週間程度で吸収されます。

術後1か月

腫れも内出血も落ち着きました。まだ傷が硬く、表情もぎこちない感じがあります。

 

術後3ヵ月

フェイスラインが整い、顎下もすっきりしています。ほうれい線やマリオネットラインも改善しています。

頬から顎下にかけてのカーブもなだらかで自然な改善が得られています。

 

術前・術後3ヶ月

顎下の脂肪や口元のたるみが解消され、お顔も一回り小さく見えます。

 

今回は顎下の脂肪が多い患者様の切開フェイスリフト・ペリカン手術のBefore/Afterを紹介いたしました。

モニターにご協力いただいた患者様、どうもありがとうございました。

【料金】
①フェイスリフト
1,100,000円(税込)

②ネックリフト・ペリカン手術
(顎下脂肪切除+広頚筋処理)
550,000円(税込)

【リスク・合併症】
出血、腫れ、感染、左右差、たるみの再発、手術部位の知覚麻痺、顔面神経麻痺、耳たぶの変形、傷あと

 

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